豆知識

トリプルエクセレントとは…
現在、世界で取引されている殆どのカットは、58面体ラウンドブリリアントカットです。これはトルウフスキーの光学理論をもとにカットされています。輝きの3要素である、ブリリアンシー(白色反射光)、ディスパージョン(虹色反射光)、シンチレーション(きらめきの反射光)を最大限に引き出しかつそのバランスを最も重要視したカットです。このカット理論の最高峰が減点0『トリプルエクセレント』カットは、今までは「幻のカット」としてほんの僅かしかマーケットに流通していませんでした。これには、完璧なプロポーション・完璧なシンメトリー・完璧なポリッシュが絶対条件として求められるからです。それには、ポリッシャーの高度な技術と高い集中力に頼るしか道はありません。例えば、58面体全てに、研磨痕を一つも残さないようにすることでさえ、大変な非生産的労力を費やします。つまり、ベリーグッドクラスの生産性と比べると、全く非効率な生産システムにしなければならないのです。これがマーケットに普及しなかった理由なのです。しかしいま、この完璧な『匠』の美しさが減点0『トリプルエクセレント』として世界のマーケットから大きな注目を浴びています。

原石の買付からの一連の生産工程
このプロセスの中で重要なポイントは、原石の厳選、ブルーティング、ファッセッティングでのシンメトリー・ポリッシュ、それとチェック体制です。
妥協のない技術力と高い集中力がトリプルエクセレントへの道につながります。

原石にはいろいろなシェイプがあります。 結晶構造が複雑に歪んだものは、 研磨に大変な時間がかかり、 良い仕上げができません。 原石の厳選から 最高のカットへの第一歩が始まります。


石の円周つまりガードルを仕上げていく過程です。 このガードル円周を真円にできるかどうかが、 完璧なシンメトリーに大きな影響を及ぼします。 従ってミクロ単位の誤差が問われます。 それには最新鋭機材の投入が不可欠です。

シンメトリーの証明
キューレット周辺に映る
シンメトリックなテーブルの反射像
シンメトリックな映る反射光跡
(CGL ダイヤモンドスパーク)
トルコウスキーの光学理論に基づいて効率よく引き出されたブリリアンシーを、 最大限に高めるための工程です。各面の形状及び対象となる面の角度の均一性が、質の高い 光の反射を引き出し、3次元(立体的)での美しいシンメトリックな輝きとなって返ってきます。 この面をつくりあげるポリッシャーが、最も高い『匠』の技術を要求されます。

高倍率(100倍)でのポリッシュ比較
トリプルエクセレント レギュラーエクセレント
各ファセット表面を研磨痕がひとつも残らないよう研磨していく工程。 石の表面を鏡面のように仕上げることにより、 乱反射を防ぎ、ダイヤモンド特有の金剛光沢を最もよく引き出します。

マイクロスコープでのチェック ダイヤメンションでのチェック
完璧な『匠』の技術は、妥協のない厳しい検査基準による非効率性から生まれます。 そして、このチェック体制に対するたゆまぬ「カイゼン」が高い生産性を可能にします。 作業工程の効率的細分化が最大のポイントになります。


ダイヤモンド・グレーディング・レポート

ダイヤモンドの特徴を表すのに「4C」というものが使われます。
この4Cを検査し、その内容を記載した検査報告書を
「DIAMOND GRADING REPORT(ダイヤモンド・グレーディング・レポート)」
といいます。


中央宝石研究所鑑定書

GIA JAPAN AGTジェム ラボラトリー鑑定書

 
ダイヤモンドの主な形状と名称
・ラウンド・ブリリアント・カット
ダイヤモンドの美しさを最大限に引き出す形と言われています。
・ファンシーカット
ラウンド・ブリリアント・カット以外にもいろいろな形にカットされることがあり、これらをファンシーカットと呼びます。