現在、世界で取引されている殆どのカットは、58面体ラウンドブリリアントカットです。これはトルウフスキーの光学理論をもとにカットされています。輝きの3要素である、ブリリアンシー(白色反射光)、ディスパージョン(虹色反射光)、シンチレーション(きらめきの反射光)を最大限に引き出しかつそのバランスを最も重要視したカットです。このカット理論の最高峰が減点0『トリプルエクセレント』カットは、今までは「幻のカット」としてほんの僅かしかマーケットに流通していませんでした。これには、完璧なプロポーション・完璧なシンメトリー・完璧なポリッシュが絶対条件として求められるからです。それには、ポリッシャーの高度な技術と高い集中力に頼るしか道はありません。例えば、58面体全てに、研磨痕を一つも残さないようにすることでさえ、大変な非生産的労力を費やします。つまり、ベリーグッドクラスの生産性と比べると、全く非効率な生産システムにしなければならないのです。これがマーケットに普及しなかった理由なのです。しかしいま、この完璧な『匠』の美しさが減点0『トリプルエクセレント』として世界のマーケットから大きな注目を浴びています。
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